京都御苑「閑院宮邸跡」(キョウトギョエンカンインノミヤテイアト)
住  所
京都市上京区京都御苑3
電話番号
075-211-6348
京都御苑「閑院宮邸跡」の写真
閑院宮家は伏見宮家、桂宮家、有栖川宮家と並ぶ四親王家の一つで、1710年に東山天皇の直仁親王を始祖として創立され、公家町南西部のこの場所に屋敷を構えました。創建当初の建物は天明の大火(1788年)で焼失しています。現在の建物は明治16年に新築され、昭和24年、京都御苑が国民公園となってからは、厚生省のちに環境庁の京都御苑管理事務所などに使用されていました。平成18年3月に改修工事を終え、京都御苑の自然と歴史についての写真・絵図・展示品・解説を備えた収納展示室と庭園などを開放しています。
拝観料 無料
見どころ紹介
正門(東門)の写真 ◆正門(東門)
石畳で段差のない入口です。
車寄せ・玄関の写真 ◆車寄せ・玄関
母屋は中庭を囲む木造平屋建の四つの棟で構成され、床延面積は857.56?あります。
南棟の写真 ◆南棟
最も大きな南棟は書院造で棟高が9.85mあり、現在は収納展示室になっています。
収納展示室への廊下の写真 ◆収納展示室への廊下
綺麗な板張りの廊下です。
収納展示室入口の写真 ◆収納展示室入口
美しい襖絵の前を通って収納展示室へ入ります。
収納展示室内の写真 ◆収納展示室内
様々な写真や絵画、展示品と解説により、京都御苑の自然と歴史について詳しく知ることができます。また図鑑や参考図書を備えたライブラリーコーナーも設けられています。
中庭の写真 ◆中庭
中央に明るい日差しの中庭があります。
庭園の写真 ◆庭園
当初の庭園は18世紀中頃に作庭されたことが分かり、今回の整備では作庭当時の遺構は保存し、作庭当時の池の意匠を復元しています。
バリア情報
◇バリアフリー状況
入口付近は少し深い砂利道で介助が必要ですが、玄関へはスロープで上れます。収納展示室へは参観用の車椅子に乗換えて観覧します。邸内は段差なく移動は楽に行えます。駐車場は中立売西駐車場を利用、身障者用は2台分あります。
バリアフリーへの取組みの写真 ◇バリアフリーへの取組み
以前は深い砂利で、車椅子での利用は介護者無しでは難しかったのですが、現在実験的に砂利が逃げて沈み込むことを防ぐためのプラスチック製のプレート(「砂利想い」という製品)が埋設され、かなり移動しやすくしていただいています。
スロープの写真 ◇スロープ
なだらかなスロープで玄関へ上れます。
インターホンの写真 ◇インターホン
スロープを上った入口前に、インターホンが設置されています。
身障者トイレの写真 ◇身障者トイレ
建物に合せた板張りの綺麗なトイレで、引き戸の入口になっています。
トイレ内の写真 ◇トイレ内
広く利用しやすいトイレです。
参観用車椅子の写真 ◇参観用車椅子
建物内は土足厳禁で、一般の方にもスリッパへ履き替えて入っていただくことになっていますので、参観するには車椅子を乗換えての見学になります。乗換えが不自由な方は雑巾を持参して、タイヤを良く拭いてから、係員の了解を得て入場してください。
※皆さんが気持ち良く利用するために、マナーをお守り下さい。
◇AED(自動体外式除細動器)
受付にAEDを設置しています。
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